今日のGarminコーチは18分のリカバリーラン
今日はGarminコーチのメニューで18分のリカバリーラン。
距離は2.19km。
平均ペースは8:15/km。
数字だけ見るとかなりゆっくり。
以前の自分なら「これで練習になるのか?」と思っていたかもしれない。
ただ、今日は走りながらかなり大きな再発見があった。
むしろウルトラマラソンのような長時間競技では、このくらいの強度が本来の正解に近いのではないか、という感覚。
今日は「練習した」というより、「身体を整えた」に近い。
けれど、この感覚がかなり重要だった気がする。
心拍数がすべてを物語っていた
今日の平均心拍数は123bpm。
最大でも133bpm。
完全に低強度。
トレーニング効果も有酸素1.3。
運動負荷16。
Body Batteryへの影響も-3。
つまり、ほぼダメージなし。
それなのに、走り終わった後は身体が軽い。
疲労感というより、「動いたことで整った」感覚の方が強かった。
ここ最近は、
- ウルトラマラソンの疲労
- 暑さへの適応
- 毎日のラン継続
と、やることがかなり多い。
そんな中で「疲労を増やさないランニング」ができるのは大きい。
今日のランは、まさにそれだった。
LSDはもっと遅くていいのかもしれない
今日走りながら思った。
LSDやウルトラ向けのロング走は、キロ7ではなく、キロ8くらいでもいいのではないか。
むしろ、その方が本質に近い可能性がある。
例えばキロ8で6時間動けば、約45km。
距離としては十分長い。
しかも、
- 心拍が上がりすぎない
- 糖消費が少ない
- 発汗が暴走しにくい
- フォームが崩れにくい
- 筋ダメージが少ない
- 補給しやすい
- 翌日に疲労を残しにくい
というメリットがかなり大きい。
ウルトラマラソンって、つい「速く走る能力」を考えてしまう。
でも実際は違う。
本当に必要なのは、
「壊れずに動き続ける能力」
なのかもしれない。
チャレンジ富士五湖100kで足りなかった感覚
チャレンジ富士五湖100kでは56km関門でリタイア。
もちろん悔しさはあった。
ただ、今日のリカバリーランで少し見えた気がした。
もしかすると、自分に足りなかったのは「もっと遅くてもいい」という感覚だったのかもしれない。
100kmという距離になると、キロ6:30でも実は速い。
フルマラソンなら余裕でも、100kmでは話が変わる。
前半でわずかに頑張ったツケが、後半で一気に来る。
ウルトラマラソンは怖い。
最初は余裕だから。
「このペースなら行ける」
そう思ったペースが、数時間後には脚を破壊する。
逆に、キロ8くらいで「遅すぎるかな?」と思いながら淡々と進んだ方が、最後まで壊れない可能性が高い。
今日の18分は、その感覚を再確認する時間だった。
リカバリーランなのにフォームが崩れていない
今日のランで地味に良かったのがランニングダイナミクス。
平均ピッチ170spm。
ゆっくり走っているのに、接地が重くない。
疲労抜きジョグだと、フォームが雑になることも多い。
でも今日は違った。
むしろ力みがない。
歩幅は狭いが、身体全体はスムーズ。
速く走ろうとしない分、余計な力が抜けていた。
ウルトラマラソンって、後半になるほどフォーム維持能力が重要になる。
その意味では、こういう超低強度ジョグはかなり価値がある。
速い練習だけでは得られない感覚。
「楽に動き続ける技術」に近い。
速さではなく省エネ
最近強く思う。
ウルトラマラソンは、速さの競技ではなく、省エネの競技。
もちろんトップ選手は別。
でも一般市民ランナーが100kmを完走しようと思ったら、
- 心拍を抑える
- 無駄な動きを減らす
- 補給を安定させる
- 暑さに耐える
- 壊れない
この能力の方が大切。
特に長時間競技になると、
「少し速い」
この小さな差が数時間後に大きな差になる。
だからこそ、今日みたいなペースに意味がある。
8:15/km。
数字だけ見ればかなり遅い。
でも、18分走って身体へのダメージがほぼゼロ。
これって実はかなり強い。
積み上げるためのランニング
マラソンって、結局は積み上げ。
一発の神練習より、
「壊れずに継続できること」
の方がずっと重要。
だからこそ、「疲労をコントロールできる走り方」が必要。
キロ8前後の超低強度ランは、その土台になるかもしれない。
今日はたった2km。
でも、その2kmから見えたものはかなり大きかった。
「遅すぎる」が正解。
ウルトラマラソンの本質に、少しだけ近づけた気がする。

