ハーフマラソンを全力120%でPB更新した翌日の正しい過ごし方

ハーフマラソンを120%で走った。

序盤から攻めた。
7kmでスタミナが消えた。
そこから残り14kmは根性。

フォームを崩さず、脚が終わっても前へ出す。
結果はPB更新。

そして翌日。

過去最高レベルの筋肉痛がきた。

太ももだけじゃない。
臀部、内転筋、腹筋、背中、体幹まで全部痛い。

階段は手すり必須。

これが、全力で突っ込んだ代償。

今日はその翌日をどう過ごしたかを書いておく。

教科書的ではない。
でも本能的には間違っていないと思っている。


目次

目覚ましをかけないという選択

レース翌日は目覚ましをセットしなかった。

今日は好きなだけ寝ていいサービスデー。

身体は確実に削れている。
神経も集中力も使い切った。

だからまずは睡眠。

ところが、目が覚めたのはいつもと同じ時間。

アラームなし。自然起床。

疲れているはずなのに、生活リズムは崩れていない。

そのまま起きた。

でも朝ランはオフ。

走る理由がない。

全身筋肉痛で階段すらきつい状態で走る意味はゼロ。


ゴロゴロするのも戦略

早起きはした。
でも布団からすぐ出ない。

そのままゴロゴロタイム。

これを怠けと言うならそれでもいい。

ハーフを120%で走った翌日は、炎症のピーク。

ここで無理に動けば回復は浅くなる。

昨日は攻めた日。
今日は守る日。

走らないのは弱さではない。

回復もトレーニングの一部。


全身筋肉痛は“殻を破った証拠”

普段は20km程度では筋肉痛にならない。

距離は踏んでいる。
ハーフはロング走扱いに近い。

それでも今回は違った。

体幹まできた。

これは強度の天井を超えた証拠。

速筋も神経も総動員した結果。

筋肉痛は単なるダメージではない。

今まで触れていなかった領域に入ったサイン。

ただし、ここで焦ればただの消耗で終わる。


塩分を身体が勝手に欲した

面白い現象があった。

今日はなぜか、しょっぱいものばかり選んでいた。

意識して塩分を摂ろうと思ったわけではない。

でも自然と味の濃いものを手に取っていた。

大量に汗をかき、糖質も電解質も削った。

身体が不足を補おうとしていたのだと思う。

細かい数値管理はしていない。

でも本能的な選択は、意外と正確。

回復はコントロールするものではなく、任せる部分もある。


走れないけど、少しだけ動く

完全オフとはいえ、ずっと静止もしない。

買い物ついでに軽く散歩した。

走るのは無理。

でも歩くことはできる。

ふわふわ系のランニングシューズを履いて、ゆっくり。

最初はぎこちない。

脚が重い。股関節が硬い。

でも10分ほどで少しだけ滑らかになる。

血流が回ったのか、単に慣れただけか。

効果は正直わからない。

でも悪くはない。

回復のために「ゼロ」にするのではなく、「最低限」にする。

これで十分。


昼間からビールを飲んだ

そして、昼からビール。

回復にアルコールは良くないと言われる。

それは知っている。

でも今回はメンタル面のご褒美。

7kmで脚が終わった。
残りを耐えた。

あの時間の対価。

身体の回復だけが回復ではない。

メンタルも削れている。

昼ビールは、堕落ではない。

回収。

ストイックに最適解だけを選び続けると、マラソンは義務になる。

趣味である以上、楽しさも含めて回復。


48時間では足りない。60時間待つ

経験上、レース後48時間はまだ重い。

階段は普通に降りられない。
動きもぎこちない。

60時間くらい経てば、浅い部分の筋肉痛はほぼ引く。

日常動作の違和感は消える。

深い疲労は残る。

神経系や結合組織へのストレスはもう少し時間がかかる。

でも「重さ」が消えていること。

そこが再開ライン。

焦らない。

回復曲線を知っているから待てる。


重いジョグは、疲労が溜まるジョグ

レース後は気持ちよくジョグから始めたい。

脚が自然に回る感覚。
接地が軽い感覚。

「あ、戻ってきたな」と思える一本目。

それを最初にしたい。

疲労が残っているときのジョグは違う。

走ればわかる。

重い。

心拍は低いのにきつい。

フォームは崩れ、リズムも合わない。

あれは回復走ではない。

疲労を積み増すジョグ。

だから明日も走らない。


教科書的じゃないけど、本能的には正しい

教科書はこう言う。

睡眠。
水分。
栄養。
軽い運動。

全部正しい。

でもそれだけでは足りない。

ゴロゴロもする。
塩分も欲する。
昼ビールも飲む。
そして走らない決断もする。

完璧な回復ではない。

でも、本能的にはオッケー。

攻めた者だけが、堂々と休める。

ハーフマラソンを120%で走った翌日は、
走らない。

そして60時間後、軽くなった脚で気持ちよく再開する。

また次に、全力で突っ込むために。

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