練習10日オフからのハーフマラソン。本番前々日、いざ本番はどうなる?
今回のレースは、自分でもかなり特殊な状況になっている。
というのも、直前で完全に練習が途切れてしまったからだ。
原因はもちろん
インフルエンザ。
流行していたこともあり、ある程度は覚悟していたが、やはり実際にかかるとダメージは大きかった。発症した直後はとにかく身体が重く、何をするにも億劫。ランニングどころではなく、数日間はほぼ完全にダウン状態だった。
ランナーとしては、この「完全停止期間」というのがなかなか精神的にこたえる。
日々積み重ねてきた練習が、まるで途切れてしまう感覚があるからだ。
そして気づけば、最後に走ったのは 2月24日。
つまり、レース前の時点で 約10日間ランニングなしという状態になってしまった。
ハーフマラソン直前でこれはなかなかのハードモードである。
普通に考えれば、今回は「完走できればOK」という状況だろう。
しかし、なぜか今は少し違う感覚もある。
身体の状態が、思ったより悪くないのだ。
インフルエンザ回復期の不思議な感覚
インフルエンザから回復し始めると、あるタイミングで身体の感覚がガラッと変わることがある。
昨日まではとにかく重かった身体が、急に軽くなる。
倦怠感が抜けて、頭もクリアになる。
今がまさにそんな状態だ。
もちろん、完全回復かと言われるとまだ微妙なところはある。
例えば、まだ少しだけ体力が戻りきっていない感じはあるし、急に強い負荷をかけるのは少し怖い。
特にランナーとして気になるのが心臓だ。
ウイルス感染後は心臓に負担が残る可能性があると言われることもある。
だから本格的な練習はしていない。
明日はとりあえず 2kmほど軽くジョグしてみて、身体の反応を確認する予定だ。
目的はトレーニングではなく、あくまで「身体チェック」。
- 呼吸は苦しくないか
- 心拍は上がりすぎないか
- 身体に変な違和感はないか
このあたりを確認するだけで十分だろう。
むしろここで無理をしてしまうと、本番に影響してしまう可能性もある。
レース前日としては、慎重なくらいがちょうどいい。
それでもレースには出る
今回出場するのは
鴻巣パンジーマラソン。
地元では比較的有名な大会で、フラットで走りやすいコースとしても知られている。
タイムを狙いやすい大会だ。
とはいえ、今回のコンディションを考えると「タイムを狙う」というよりは「どうなるか試してみる」という意味合いが強い。
ランニングというスポーツは、ある意味で実験でもある。
練習がうまくいっているときに良い結果が出ることもあれば、
逆に練習が全然できていないときに思いがけない好走をすることもある。
今回のケースは、まさに後者の可能性がある。
約10日間の完全休養。
これはマイナスにも見えるが、見方を変えれば脚の疲労が完全に抜けている状態でもある。
ランナーとしては、こういう状況が意外とハマることもあるのだ。
大予想:2時間ぎり
さて、本番前々日ということで、ここで一つ「大予想」をしておこうと思う。
今回のハーフマラソン、
タイム予想は2時間ぎり。
かなり大胆な予想だ。
普通に考えれば、インフルエンザ明けで10日間ランニングなしの状態でハーフを走るのだから、もっと慎重な予想になるはずだ。
しかし今回は少し違うシナリオを想像している。
それは「身体が軽すぎる」パターンだ。
インフルエンザの影響で食事量はかなり減っていた。
結果として体重も多少落ちている可能性がある。
さらに、ここ10日間は走っていないので脚の疲労は完全に抜けている。
ランナーとしては、いわゆる「フレッシュな脚」という状態だ。
ここにレースの高揚感が加わるとどうなるか。
スタート直後、身体が軽く感じる。
「あれ?意外といけるんじゃないか?」と思う。
そして気づけば、
5:30/kmくらいで巡航している。
もちろん、これはかなり楽観的なシナリオだ。
むしろ普通に考えれば、途中でペースが落ちる可能性の方が高い。
それでも、レースというのは何が起こるかわからない。
だからこそ面白いのだ。
無理ゲー感は否めない
とはいえ、現実的に考えると今回のレースはかなり厳しい条件であることも間違いない。
まず、最大の問題は
インフルエンザ明けという点。
見た目は元気でも、身体の内部はまだ完全には回復していない可能性がある。
そしてもう一つの懸念は、風だ。
この大会は吹きっさらしのコースなので、風の影響を受けやすい。
向かい風区間に入ると、一気にペースが落ちることも珍しくない。
今週に入ってから春の強風が凄まじい。
さらに言えば、10日間ランニングをしていないので、レース感覚もかなり鈍っているはずだ。
そう考えると、今回のハーフマラソンはかなりの「無理ゲー」と言えるかもしれない。
それでもレースは面白い
それでも出てみようと思うのは、やはりレースが好きだからだ。
ランニングは日々の積み重ねが大切なスポーツだが、
レース当日のコンディションや展開によって結果が大きく変わることもある。
だからこそ、予想外の結果が生まれることもある。
今回のレースも、正直どうなるか全くわからない。
インフルエンザの影響で途中で失速するかもしれないし、
逆に身体が軽くて意外と走れてしまう可能性もある。
いずれにしても、結果は本番でしかわからない。
本番まであと少し。
まずは前日ジョグで身体の状態を確認しながら、静かにレース当日を待ちたいと思う。
さて、
練習10日オフからのハーフマラソン。
いざ本番、どうなるだろうか。

