練習日誌@2/8さいたまマラソン【2026.2.4(水)】

目次

はじめに|走力ではなく「体調」を記録する日誌

今日は、走力やペースの話をしたい日ではない。むしろ逆で、どれだけ状態が悪いと、人はどう走れなくなるのかを記録するための日誌だ。

風邪をこじらせ、内臓が重く、身体の芯が鈍く、気持ちも前向きになり切らない。そんな状態で走った 6.09km/48分12秒(7:55/km)。数字だけ見れば、ランニングを始めたばかりの頃に近いペースだ。

ただし、今回は「衰えた」のではない。明確に“コンディションが崩壊している中で、あえて走った”という前提がある。

今日は、この一本を美化せず、盛らず、淡々と分析しておく。


今日の走行データ概要

  • 距離:6.09km
  • タイム:48:12
  • 平均ペース:7:55/km
  • 平均心拍数:134bpm
  • 最大心拍数:146bpm
  • トレーニング効果:有酸素 2.3(キープ)
  • 無酸素効果:0.0
  • 自己評価:2/10(軽い)
  • 主観的コンディション:過去一レベルで悪い

Garmin上の評価だけを見ると「軽い有酸素運動」で済まされているが、主観との乖離が非常に大きい。ここが今回の最大のポイントでもある。


走る前の状態|内臓が重いという感覚

今日、走る前からはっきりしていたことがある。

  • 内臓が重い
  • 身体の中心が沈んでいる
  • 呼吸は浅く、深く吸うと違和感がある

この「内臓が重い」という感覚は、脂肪が増えた感じとは明確に違う。短期間で増えるものではないし、そもそも脂肪が原因ならここまで鈍重な不快感にはならない。

おそらく正体は以下の複合だろう。

  • 風邪による炎症反応
  • 自律神経の乱れ
  • 内臓周辺のむくみ
  • 水分バランスの崩れ

つまり、走力の問題ではなく、身体の回復プロセスが終わっていない状態だ。


ペースと心拍の関係|Eペースなのに余裕がない

平均ペースは7:55/km。明らかにEペース、いやそれ以下だ。

それにもかかわらず、平均心拍は134bpm、最大で146bpmまで上がっている。全力感はまったくないのに、心拍だけが相対的に高い

これは典型的な

  • 体調不良時
  • 回復途中
  • 内臓・免疫系が稼働中

に起きる反応だ。

筋肉的には余裕があるが、循環器・内臓側が追いついていない。だからペースを上げる以前に、一定以上進もうとすると「重さ」が前面に出てくる。


ラップ推移から見えること

1km目から6km目まで、ペースは7:39〜8:16/kmの間で推移している。

意図的に上げ下げしたわけではない。体の反応に任せた結果、自然とこの範囲に収まったという感覚だ。

特筆すべきは、後半で劇的に良くなることも、崩れることもなかった点。

  • 良くもならない
  • 悪化もしない

これは「走って回復した」わけでも、「無理して壊した」わけでもない。

ただ、悪い状態のまま淡々と動いただけ

この事実は、今回のランの位置付けをはっきりさせてくれる。


ランニングダイナミクス|フォームは保たれている

意外だったのは、ランニングダイナミクスが極端に崩れていないことだ。

  • 平均ピッチ:169spm
  • 平均接地時間:272ms
  • 上下動比:10.1%

速く走るための数値ではないが、破綻もしていない

つまり、フォームが崩れて走れないのではなく、エネルギー供給と回復系が追いついていないだけだと分かる。

ここも「走力が消えたわけではない」根拠の一つになる。


トレーニング効果の解釈|意味はあるのか?

Garmin上の評価は「ベース(低強度有酸素)・2.3 キープ」。

正直、トレーニングとしての意味はほぼない

ただし、価値がゼロかと言われるとそうではない。

  • 血流を回した
  • 現状の底を把握できた
  • 「走って治す」は成立していないと確認できた

特に最後の点は大きい。

今日の一本で、

今の状態で走って回復を狙うのはリスクが高い

という判断材料がはっきり手に入った。


汗と体重について|出せば軽くなるわけじゃない

推定発汗量は467ml。

しかし、これで身体が軽くなった感覚は一切ない。むしろ、内側の重さは残ったままだ。

これは「汗で出す=デトックス」という発想が、今の状態では当てはまらないことを示している。

今溜まっているのは、

  • 余計な脂肪
  • 不要な老廃物

ではなく、

  • 回復のために保持されている水分
  • 炎症反応

だからだ。

無理に出そうとすれば、身体はさらに溜め込もうとする。結果、翌日さらに重くなるという悪循環に入る可能性が高い。


メンタル面|「走れた」より「割り切れた」

正直、走り終わって達成感はない。

ただし、

  • 無理にペースを上げなかった
  • 状態を冷静に観察できた
  • 今日を“練習”と呼ばなかった

この3点が守れたのは大きい。

レース前というタイミングを考えると、Eペースでのファンラン判断が現実的な落とし所になるだろう。


まとめ|この一本の意味

今日の6kmは、

  • 走力確認でも
  • 調整走でも
  • トレーニングでもない

コンディション記録のための一本だった。

過去一とも言えるバッドコンディションの中で、

  • 何が起きるのか
  • どこが限界なのか
  • 何をしてはいけないのか

それを身体で確認できたこと自体が、今日の収穫だ。

走力は消えていない。ただ、今は使えない。

この区別がついた時点で、今日のランには十分な意味がある。

次にやるべきことは、無理に取り戻すことではない。

回復を待ち、戻った時にまた積み上げること。

今日は、ここまで。

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