「面白くない」が一番強い。Garminコーチに従った42分Eラン

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朝ラン完了。何も起きない42分

今日の朝ランは42分Eラン。

距離6.03km。
平均ペース6:58/km。
平均心拍140。

終始ほぼ一定ペースで淡々と終了。

正直、何も起きていない。

ネタもない。
ドラマもない。
爆発的なビルドアップもない。
ラスト1kmで謎の覚醒もない。

ただただ、
Garminコーチに言われた通り、
ゆっくり走っただけ。

ランニングSNS的に言えば、
かなり地味。

しかし最近、
この“地味”こそが重要なんじゃないかと思い始めている。

Garminコーチの思想は「明日も走れること」

Garminコーチのメニューを見ていると、
本当に慎重。

今日もそう。

「42分Eラン」

これだけ。

しかもペースを上げるなと言わんばかりの内容。

最初は思った。

「短くない?」
「遅くない?」
「こんなんで強くなるの?」

と。

しかし最近、
Garminコーチの本質が少しわかってきた。

あれは、
“今日だけ頑張る”
ためのメニューじゃない。

“3週間後も普通に走れている”
ためのメニューなのだ。

だから、

・疲労を溜めすぎない
・毎日走れるようにする
・判断疲れを減らす
・ポイント練習を成立させる

ここを異常なまでに重視している。

ランナーは放っておくと、
すぐ頑張る。

「今日はいけそう」
「ちょっと速く」
「少し長く」

これをやる。

自分も完全にそのタイプ。

だからGarminは、
かなり強引にブレーキを踏んでくる。

今日のランは「秀逸なつまらなさ」

今日のデータを見ると、
本当に面白くない。

平均心拍140。
最大155。

トレーニング効果は有酸素3.0。

完全にベース作り。

しかも自覚的運動強度は2/10。

軽い。

スタミナも100%→89%。

つまり、
ほとんど削れていない。

でも、
これがかなり重要。

最近ようやく理解してきた。

Eラン単体では劇的に速くならない。

しかし、
Eランを失敗すると、
ポイント練習が終わる。

これ。

結局、
フルマラソンって、

「すごい練習を1回やる」

競技ではなく、

「地味な練習を壊さず積む」

競技なのだと思う。

人間はすぐ盛りたくなる

ただ、
人間なので、
当然そうはいかない。

今日みたいなEランをやっていると、
途中で絶対思う。

「これならもう少し上げられるな」

と。

実際、
6:20〜6:30/kmくらいなら、
かなり気持ちよく走れる。

しかし、
そこが危ない。

その“ちょっと気持ちいい”が、
一番疲労を溜める。

Tペースほどキツくない。
Iペースほど苦しくない。

でも、
ジワっと削れる。

しかも暑い時期は、
さらに深く削れる。

この前、
まさにそれをやった。

Mペース走。

気持ちよく走れた。

しかしその後、
休みがちになった。

脚というより、
身体全体が重い。

Eランまで崩れる。

結局、
「走力」より先に、
「回復力」が限界を迎える。

特に夏はこれが顕著。

だからGarminコーチは、
執拗なくらい抑えてくる。

Garminコーチ最大のメリットは「考えなくていい」

最近思うのは、
Garminコーチ最大のメリットは、
メニュー内容そのものではない。

“朝考えなくていい”

これ。

朝って、
既に疲れている。

眠い。
暑い。
仕事もある。
メンタルも日によって違う。

そこで毎回、

「今日は何km?」
「どの強度?」
「疲れてる?」
「休む?」
「E?」
「M?」

これを考え始めると、
それだけで疲れる。

しかもランニングには正解がない。

だから真面目な人ほど、
無限に考えてしまう。

自分も完全にそのタイプ。

疲労管理を始めると、
逆に脳が疲れる。

しかしGarminコーチは、
そこをかなり強引に終わらせる。

「今日は42分Eランです」

以上。

これが強い。

もちろん完璧ではない。

たまに、
「いや今日は走れるだろ」
と思うこともある。

でも、
総合的にはかなり優秀。

仕事だけで脳疲労が大きい時期は、
“考えなくていい”
価値が異常に高い。

週7で走れるように設計されている

Garminコーチを見ていると、
かなり継続重視。

1回の神練習より、

・毎日走れる
・習慣が切れない
・疲労を暴発させない
・長期継続できる

こっちを優先している感じがする。

だから、
42分Eランみたいな、
絶妙に物足りないメニューが多い。

しかし逆に言うと、
それくらいでないと、
週7は回らない。

ランニングって、
「今日は疲れてるから休む」
を繰り返していると、
そのまま習慣ごと崩れやすい。

Garminはそこをかなり警戒している気がする。

だから、

“ゼロにしない”

を徹底している。

今日の42分も、
まさにそんなラン。

疲労を増やさず、
でも習慣は切らさない。

地味だけど、
かなり合理的。

それでも、たまには暴れたくなる

ただ、
ずっと管理され続けると、
当然人間側が暴れたくなる。

「今日はロング行きたい」
「もっと速く走りたい」
「距離踏みたい」

これは自然。

そして、
そういう日も必要だと思う。

Garminコーチを絶対神にする必要はない。

普段は従う。

でも、
たまに人間側が自我を出す。

そのくらいがちょうどいい。

実際、
ロングジョグって、
効率だけではない。

景色。
旅感。
補給。
長時間動き続ける感覚。

そういう“遊び”の部分も大きい。

だから、
たまにGarminを困らせるくらいのロングジョグを入れる。

その代わり、
数日重くなることも受け入れる。

これくらいが、
一番長く続く気がする。

「面白くない」を積めるか

今日のランは、
本当に面白くなかった。

しかし、
こういう“普通”を大量生産できる人が、
結局マラソンでは強いのかもしれない。

暴走しない。
疲労を溜めすぎない。
毎日走れる。
ポイント練習を壊さない。

派手さはない。

でも、
42分Eランを淡々と積み続ける能力こそ、
実は一番難しい。

夏は特にそう。

ヒーローランをやると、
簡単に壊れる。

だから今日みたいな、

「何も起きなかったラン」

を、
ちゃんと価値ある練習として受け入れていきたい。

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