Garminコーチのメニューは102分走
今日のGarminコーチのメニューは102分走。
内容としては完全にベース目的のロングジョグだった。
距離は14.79km。
タイムは1時間41分16秒。
平均ペースは6:51/km。
平均心拍数141bpm。
数字だけ見るとかなり落ち着いた内容に見えるが、今日は気温と暑さがかなり強かった。
この「暑さ」が今日の練習のテーマだった気がする。
正直、今の時期は冬と同じ感覚では走れない。
気温が少し上がるだけで心拍は簡単に上がるし、発汗量も一気に増える。
実際、Garminの推定発汗量は1551ml。
もう完全に“夏のランニング”に入り始めている。
だから今日は、走力を鍛えるというより「暑さに身体を慣らす」ことも大きな目的だった。
5月はこの感覚がかなり大事だと思う。
無理に速く走る時期ではない。
むしろ、暑い中でも落ち着いて有酸素を積める身体を作る期間。
今日の練習はまさにそんな一本だった。
今日のテーマは「我慢」
今日はかなり我慢の練習だった。
ペースとしては7:00/kmくらいを想定してスタート。
心拍も145以下くらいで淡々と進める予定だった。
ただ、後半に入ると自然とペースが上がってしまった。
身体が温まってくると、
- 接地が軽くなる
- 呼吸が安定する
- フォームがハマる
- 「このくらいなら行ける」が出てくる
こういう状態になる。
すると自然とペースが上がる。
実際、ラップを見ると後半は6:30台まで上がっていた。
もちろん完全に暴走したわけではない。
心拍も大崩れはしていない。
ただ、今日の目的を考えると少し速かった。
ここが今日の反省点。
マラソンって結局、「どれだけ速く走れるか」より「限られたリソースをどう管理するか」の競技だと思う。
脚力。
心肺。
体温。
補給。
集中力。
全部有限。
だから今日は「走れるから上げる」ではなく、「目的強度を守る」が正解だった。
この感覚はかなり大事だと思う。
暑い日のペースアップは“早く終わりたい”
今日の後半のペースアップは、調子が良かったこともある。
でも実際にはそれだけじゃない。
暑い。
これがかなり大きい。
ロングジョグの後半になると、
「速く走りたい」
ではなく、
- 早く帰りたい
- シャワー浴びたい
- 冷たい水飲みたい
- 暑さから解放されたい
こっちの感覚が強くなる。
つまり“終わらせにいくペースアップ”。
これが夏場のランニングではかなり起こる。
今日はまさにその感覚だった。
しかも今日は102分走。
距離ではなく“時間指定”の練習だったから、ペースを上げるほど時間が足りなくなる。
結果として、14km想定だったのに最後におかわりランが発生。
102分に合わせるために、最後に1km近く追加で走る形になった。
これが地味にキツい。
「もう終わるつもりだったのにまだ終わらない」
この感覚。
ただ、逆に言えばそれでも最後まで余裕は残っていた。
主観強度は3/10。
スタミナも75%残し。
完全に潰れるような練習ではなかった。
だからこそ、今日は「抑える技術」がテーマだった。
富士五湖100Kの影響は大きい
今日改めて感じたのは、100分程度のランが長く感じなくなっていること。
これは間違いなくチャレンジ富士五湖100Kの影響。
ウルトラを一度経験すると、時間感覚が変わる。
2時間弱のランニングが「まだ余裕」に感じる。
補給無しでも動ける。
まだ序盤感がある。
これはかなり大きい変化。
今日もGarminコーチ的には“長距離走”だったと思うが、自分の感覚としてはそこまでロング感はなかった。
ただ、その代わり注意も必要。
ウルトラ経験後は“ロングに慣れすぎる”。
つまり、
- ペースを守らない
- 余裕あるから上げる
- 練習目的を超える
こうなりやすい。
今日の後半のペースアップも、その感覚に近かったと思う。
だから今後は、
「長く走れる能力」
より、
「決めた強度を守る能力」
こっちの方が大事になってくる。
サブ4を狙うなら特にそう。
今日の練習は「日常に戻れた記念」
今日の102分走。
すごい練習だったかと言われると、そういう感じではない。
追い込んだわけでもない。
爆発的な内容でもない。
でもかなり価値があった。
今日の練習を一言で言うなら、
「日常に無事戻れた記念」
そんな感じ。
富士五湖100Kみたいな非日常を経験すると、一度身体も感覚もそっち側に持っていかれる。
そこからまた、
- ベース走を積める
- 心拍管理できる
- 我慢できる
- 次の練習につながる終わり方をする
この“普通の積み上げ”に戻ってこられることが大事。
今日はそれを確認できた。
派手じゃない。
でもこういう練習が、結局一番強い。
暑さに慣れる。
低強度を積む。
疲労を残さない。
また次の日も走れる。
夏前の今は、これで十分。
むしろ、この積み重ねが秋冬の土台になる。
今日はそんな102分走だった。

