久々にポイント練習を解禁
今日のGarminコーチのメニューはテンポ走。
ウルトラマラソン前からほぼ封印状態だったポイント練習を、久々に再開した。
振り返ると、最後にちゃんとした閾値系をやったのは2ヶ月近く前かもしれない。
富士五湖100K前は、とにかく低強度中心。
キロ7、キロ8、心拍管理、LSD的な考え方。
「遅く走ること」に対する価値観がかなり変わった時期だった。
だから今日のテンポ走は、ある意味で“スピード感覚を取り戻す儀式”みたいな練習だったと思う。
結果としてはかなり良かった。
そして何より驚いたのが、キロ5付近への恐怖感がかなり薄れていたことだった。
今日のメニュー
内容はかなりシンプル。
- ウォームアップ10分
- テンポ走15分
- クールダウン10分
距離は合計6.22km。
テンポ区間は約3km。
ペースは4:56/km。
数字だけ見ると特別速いわけではない。
でも今の自分にとってはかなり意味のある内容だった。
「頑張る」ではなく「巡航」だった
今日の練習で一番印象的だったのがここ。
とにかく“巡航”だった。
以前のポイント練習って、もっと気合いが必要だった記憶がある。
- 苦しい
- 追い込む
- 耐える
- 後半が地獄
みたいなイメージ。
でも今日は全然違った。
呼吸も完全に崩壊する感じではない。
脚も残っている。
むしろずっと考えていたのは、
「ペースを上げすぎないこと」
だった。
これはかなり大きな変化だと思う。
4:50台が“異次元の速度”ではなくなり始めている。
もちろん余裕しゃくしゃくではない。
これを10kmやれと言われたらギリギリ。
ハーフはまだ到底持たない。
でも「キロ5=恐怖」ではなくなってきた。
これはかなり大きい。
データもかなり安定していた
テンポ区間は、
- 4:54
- 4:54
- 4:54
ほぼ完全なイーブン。
自分でも驚くくらい一定だった。
心拍も平均169、最大176。
閾値走としてかなり綺麗な範囲に収まっている。
しかも終盤にフォーム崩壊もない。
今日は「出し切った」というより、
「制御できた」
感覚の方が強かった。
この感覚はかなり重要な気がする。
久々に履いたズームフライ6
今日は久々に Nike Zoom Fly 6 を投入。
ポイント練習自体が久々だったので、シューズも久々の出番だった。
改めて思った。
あれは本当に“おもちゃシューズ”。
もちろん良い意味で。
レース用カーボンとは全然違う。
ヴェイパーやアルファみたいな、
「戦闘モード」
ではない。
ズームフライ6はもっと独特。
転がる。
弾む。
グニャっとしてコロっと前に進む。
あれは“推進力”というより“巡航補助装置”みたいな感覚。
だから今日みたいなテンポ走にめちゃくちゃ合う。
しかも楽しい。
これが大きい。
「ポイント練習なのに嫌じゃない」
この感覚はかなり久々だった。
富士五湖後に変わったこと
今回かなり感じたのが、富士五湖100K以降でランニングに対する考え方が変わっていること。
以前は、
- Eジョグもそこそこ速く
- 毎日ある程度頑張る
- 距離を踏む
- とにかく積む
みたいな思考が強かった。
でもウルトラを経験してから、
「超低強度でも意味がある」
という感覚がかなり強くなった。
キロ8でも長時間動けば普通に脚は鍛えられる。
むしろ長距離になればなるほど、遅さが正義になる世界がある。
これはかなり大きな発見だった。
明日のベース走は超低強度で行く
そして今日の練習を踏まえて思った。
明日のベース走はかなり遅くしていい。
むしろ遅くしたい。
キロ7:30〜7:40くらい。
以前の自分なら、
「そんな遅くて意味あるのか?」
と思っていたかもしれない。
でも今は違う。
低強度には低強度の役割がある。
しかも今日みたいな質の高いテンポ走ができた後ならなおさら。
Garminコーチもたぶんそこを狙っている。
最近かなり感じる。
Garminは“中途半端な疲労”を嫌っている。
ポイントの日はしっかり刺激。
それ以外はしっかり回復。
かなり思想が明確。
6:20/kmのEジョグを封印するかもしれない
最近かなり思う。
6:20/kmくらいのEジョグって、中途半端なのかもしれない。
もちろんロング走なら意味がある。
でも普段のジョグとしては、
- 回復ジョグほど回復しない
- ポイントほど刺激がない
- 疲労だけ少し残る
そんな感じがある。
今後は、
- ポイントはしっかりやる
- それ以外は徹底的に落とす
この方がハマるかもしれない。
実際、今日のテンポ走はかなり感覚が良かった。
それは非ポイント日の強度を落としていたからかもしれない。
「嫌じゃない」が最強かもしれない
結局これが大事な気がする。
今日のポイント練習は楽しかった。
もちろん楽ではない。
でも嫌じゃなかった。
むしろ、
「またやりたい」
感覚がある。
これはかなり大きい。
ランニングって結局継続。
嫌になる練習は長続きしない。
今日みたいに、
- 巡航感覚
- ペース管理
- シューズの楽しさ
- 出力コントロール
こういう感覚でポイント練習ができると、かなり理想的。
富士五湖後、ランニングの考え方が少し変わってきた。
速さだけじゃない。
遅さにも意味がある。
そして、その低強度があるからこそ、キロ5が怖くなくなってきた。
今日の練習は、そんな感覚を確認できた一本だった。

