はじめに|今日はオフでもよかった
正直に言うと、今日はオフにしようか本気で悩んだ。
布団の中で、しばらく天井を見ながら考えていた。
寒い。暗い。冬休み。昨日はダイフクスペシャル。
走らない理由は、きれいに全部そろっていた。
Garminも「今日は休みましょう」と言ってくる。
データ的にも、感覚的にも、それは妥当な判断だと思う。
それでも今日は、あえて外に出た。
理由は単純で、「疲れている状態で、どこまで走れるのか」を確かめたかったからだ。
今日のメニュー|超低強度ジョグ12km

結果から書くと、今日は超低強度ジョグ12km。
ペースは完全に気分任せで、平均は6:46/km。
いわゆる「散歩ジョグ」だ。
- 距離:11.90km
- タイム:1:20:33
- 平均ペース:6:46/km
- 平均心拍:145bpm
- トレーニング効果:ベース(低強度有酸素)
- 自己評価:2/10(軽い)
走り終えた後、汗はしっかりかいていた。
寒い中でもこれだけ発汗しているということは、体の循環はきちんと回っている。
「何もしていない」わけではない。
昨日の疲労とシューズの違和感
昨日はダイフクスペシャル。
ポイント練習の翌日ということもあり、脚にははっきりと疲労が残っていた。
さらにズームフライ6を初めて使用。
その影響もあってか、今まで張らなかった部位に軽い張りを感じた。
痛みではないが、「いつもと違う刺激」が入っているのは明確だった。
こういう日は、無理にペースを上げると簡単に壊れる。
だから今日は、徹底的にキロ7前後を死守することだけを意識した。
走り出して気づいたこと|疲れていても走れる
走り出す前は脚が重かった。
正直、「今日はやっぱりきついかもな」と思っていた。
でも、実際に走り出してみると——
普通に走れてしまった。
キロ6だとさすがにきつい。
でも、キロ7なら問題なく走り続けられる。
呼吸も乱れないし、フォームも崩れない。
この感覚はかなり大きい。
「疲れている=走れない」ではない。
疲れていても、ギアを落とせば走り続けられる。
疲労時に足が止まる現象について
ランナーなら誰でも経験があると思う。
- 突然、足が動かなくなる
- 走ろうとしても反応しない
- 歩くのがやっとで、キロ12分
あの状態になると、もうどうしようもない。
気合や根性ではどうにもならない。
今日のジョグで改めて思ったのは、
足が止まるかどうかは「疲労の量」ではなく「調整幅」だということ。
疲れていても、
- 早めにペースを落とし
- 最低限走り続けられる速度を保てれば
「走る → 歩く」にはならない。
今日のキロ7ジョグは、まさにその最低出力を確認する作業だった。
フルマラソン後半を数字で考える
ここで、フルマラソンの後半を具体的な数字で考えてみる。
仮に、
- 通常ペース:5:40/km
- 潰れて:7:00/km
この差は1kmあたり1分20秒。
ラスト5kmがすべて7:00/kmになったとしても、 失う時間は約6分。 42km走って、たった6分だ。
問題なのは、7:00/kmになることではない。 そこから歩いてしまうことだ。
今日のように、疲れていてもキロ7で走り続けられるなら、 レースはまだ終わっていない。
貯金と立て直しという考え方
もし35kmまでを5:30/kmで走れたとする。 目標が5:40/kmなら、1kmあたり10秒の貯金。
35kmで約6分の貯金ができる。
そこから一時的にキロ7まで落ちても、 ペースを保って走り続けられれば、立て直す時間はある。
- 7:00/kmは「終わり」ではない
- 立て直すためのギア
今日のジョグで得た感覚は、 この後半戦略を机上の空論ではなく、身体感覚として理解できたことだと思う。
オフか?キロ7ジョグか?
疲労がある日に、
- 完全オフにするのも正解
- 超低強度ジョグにするのも正解
ただし、得られるものは違う。
今日のキロ7ジョグは、
- 回復を進めながら
- 疲労下で走り続ける能力を確認する
という意味で、かなり合理的な選択だった。
リスクは低く、リターンは大きい。
Garminの評価と人間の判断
Garmin的には、今日は「休むべき日」だったと思う。 データ上も、それは間違っていない。
でも、
- 心拍を上げず
- ペースを守り
- 距離も欲張らない
この条件で走った今日のジョグは、 Garminの警告を無視したのではなく、解釈して従った結果だと感じている。
おわりに|キロ7は戦えるギア
今日一番の収穫はこれだ。
「疲れていても、キロ7なら勝負できる」
これは逃げのペースではない。 後半を生き残るためのギアだ。
この感覚を持ったまま、 また次のポイント練習に向かえるのは大きい。
今日のジョグは軽かった。 でも、意味はかなり重い一日だったと思う。

