ランニングは180BPMがちょうどいい説

今日はちょっとした考察。
よく言われている「ランニングは180BPMがちょうどいい説」。

180BPMとは、1分間に180歩のテンポで走ること。
テンポの速い曲に合わせて1秒に3歩のリズムで走るイメージだ。
もちろん、科学的な根拠は一切なし。
たった一年ちょっとの経験から得た体感として、あえてこのテンポでジョグを繰り返した中での気づきをまとめてみる。

走り始めた頃は「テンポなんて関係あるのか?」と思っていた。
ジョグはジョグ、スピード練習はスピード練習、テンポは気にしなくてもいいだろうと。
ところが、Garminで心拍やケイデンスを記録しながら走ると、テンポと体の状態には驚くほどの関係があることに気づいた。
その感覚を3つのポイントに分けて紹介する。

目次

スライドが180BPMがちょうどいい説

180BPMで走ると、自然と足の回転が速くなり、歩幅(スライド)がまとまる。
足を前に遠く出す必要がなく、体の真下に近い位置で着地する感覚になる。
無理にストライドを伸ばさずに済むので、脚への負担が大幅に減るのだ。

もちろん、テンポは速いがスピードをガンガン上げることはできない。
キロ4分とかで走るとなると話は変わるがそんなスピードで走れるわけがない。
逆に言えば、無理に走らずとも体が前に進む感覚が得られる。
スロージョグでも膝が痛くならず、上下動が少ないので、長時間走っても疲労が分散される。

体感的には、「頑張らずに走れているのに、進んでいる」という不思議な感覚になる。
最初はこの歩幅の小ささが物足りなく感じるかもしれない。
しかし走っているうちに、小さな歩幅でも着実に前に進む安定感を実感できるようになる。

さらに、90分や120分以上のジョグでも、このテンポを保つとフォームが崩れにくく、膝や股関節に余計な負担がかからないことを体感できる。
つまり、180BPMは「効率的に疲れず走れるテンポ」と言えるのだ。


結果的に真下着地説

180BPMで走ると、意識していなくても結果として足が体の真下に落ちる
テンポが速すぎるので、足先だけで回転させて走るには間に合わない。
自然と股関節から脚を回さなければならず、体全体を使う走りになる。

さらに、自分の足の長さには限界がある。
前に大きく振り出せる距離は否めず、テンポに合わせようとすると必然的に真下着地になるのだ。
この着地法は意識して作るものではなく、180BPMに体を任せるだけで自然にできるフォームである。

真下着地になることで、衝撃が膝や足首に分散され、フォームも安定する。
心拍も乱れにくく、前に進む感覚が途切れない。
さらに、この着地法を続けることで、脚の疲労が偏りにくくなり、長時間ジョグでも安定して走れる。

テンポと体の条件が重なった結果として、走りやすさが生まれる。
これを経験則として感じられると、180BPMが「フォーム矯正のリズム」としても優れていることがわかる。


リズムゲームのようにビートを踏むのがGOOD説

180BPMで走ると、まるでビートマニアの画面で流れてくる音符を踏んでいるかのような感覚になる。
音が次々と流れてくるのに合わせて、ただひたすら一歩一歩を刻む――
時には90分以上のジョグでも、このリズムに乗って走るだけで、疲労感が分散され、体が自然に前に進む。

テンポが速すぎて足先だけで回転させられない分、股関節から回す動作が必須になる。
これもまた自然に真下着地を生む要因となる。
180BPMは体の回転と音の流れがぴったり合うので、結果としてちょうどいいテンポになるのだ。

逆に、160BPMや140BPMなど遅いテンポで走ると、音がゆっくり流れてくる感覚になり、無意識にペースも落ちてしまう。
リズムが速いほど体がビートに引っ張られ、フォームと呼吸が整う。
音楽のビートに身を任せることで、走ることが単なる運動ではなく、“ランニングリズムゲーム”の体験になる。

集中力も自然に高まり、長時間走るときの単調さや疲労感を忘れさせてくれる。
90分以上のジョグでも、テンポに乗るだけで体のブレが減り、心拍も安定。
これが、180BPMが「走りやすさ」と「集中力」に直結する理由だと感じている。


実際にやってみた体感例

  • 90分スロージョグ
    • ケイデンスを意識して180BPMに合わせると、最後までフォームが崩れず、膝や股関節への負担も少ない
    • 音楽に乗って無心で走る感覚が続く
  • 120分ロングジョグ
    • 前半は余裕、後半は少し疲れが出るがテンポを意識するとフォームが崩れず、心拍も一定
    • 音楽のビートに体を委ねるだけで、長時間走っても疲れ方が均等になる
  • 低速テンポでジョグ
    • 音楽が遅く感じ、体がリズムに乗り切れずペースが不安定
    • 足が前に出すぎて膝に負担がかかることも

こうした体感から、180BPMのテンポが「スロージョグでも快適」「長時間ジョグでも疲れにくい」「自然とフォームが整う」ことを実感している。

まとめ

自分の経験則から言うと、180BPMがちょうどいい理由は大きく3つに集約される。

  1. スライドがまとまり、脚への負担が少なくなる
  2. 結果として真下着地になり、フォームが安定する
  3. 音楽のビートに乗ることで、呼吸も心拍も安定し、長時間走りやすい

科学的根拠は一切ないが、体感的には明確だ。
テンポに合わせるだけで、疲れにくく、フォームも自然に整う。
180BPMは単なる数字ではなく、体感的な快適ペースの指標になっている。

もし最近、ペースや心拍が安定しないと感じるなら、次のジョグで180BPMの音楽をかけてみてほしい。
音楽に体を委ねるだけで、走るのが不思議なくらいスムーズになる。
まさに、走るための“リズムゲーム”をプレイしているような感覚になるのだ。

ランニングは180BPMがちょうどいい

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