目指せ!サブ4&ウルトラマラソン100km完走【39日目】

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◆練習日誌(さいたまマラソンまで64日|9週間と1日)

さいたまマラソンまで 64日、ついに残りが「9週間と1日」という現実的な数字に入ってきた。
時間はまだあるようでいて、実際はそんなに余裕がない。
フルマラソンの準備というのは、ただ距離を積めば良いわけでもないし、スピードを出せば強くなるという単純な世界でもない。
特に今回は「サブ4」を明確な目標に掲げている以上、やるべきことはハッキリしていて、それを落とし込む時間はもうそこまで多くない。
積み上げた練習が“走力”という形になって返ってくるまで、最低でも数週間のタイムラグがある。
だからこそ、この「64日」は見た目よりずっと短く感じる。
やれば足りる。けれど、油断すれば間に合わない。
そんな絶妙な緊張感の中で、今日の11.91kmは確かに意味のある一歩になった。


◆-0.6℃、この冬いちばんの「冷たさ」が脚に残したもの

スタート地点に立った瞬間、スマホの表示は -0.6℃
走る前から「これは今日は身体、確実に動かないだろ…」と覚悟したくなる気温だ。
冷えに弱い自分にとって、0℃付近は走り方そのものを変えないといけない厄介なライン。
呼吸の上がり方も違うし、筋肉も温まるまで時間がかかる。
ペースを無理に上げれば、故障に直結するリスクが跳ね上がるのもこの時期の特徴だ。

そんなコンディションの中、
11.91km/1:20:34(6:46/km)
というのは十分すぎる内容だったと思う。

特に「ゆるジョグの王道」といわれる90分走の手前、80分という絶妙なラインで終えているところがいい。
調子が悪い日こそ、無理に90分に伸ばさなかった判断が後々効いてくる。

心拍は落ち着いていて、筋の張りはあるものの「疲労が溜まる走り方」ではない。
冷たい空気の中でもブレないフォームを保てたのは、ここ数ヶ月の積み重ねが確実に効いている証拠だ。


◆今日の11.91kmは、“ただの繋ぎ”では終わっていない

6:46/kmというペースは、いかにも「ゆるジョグ」と聞こえるかもしれない。
しかし今日のコースはわずか 総上昇24m とはいえ、気温がマイナス近く、脚の可動域も硬い冬特有の条件。
この状況で、
・姿勢を崩さず
・筋肉を固めすぎず
・心拍を一定に保ち
・フォームを安定させて
80分以上動き続ける
というのは、実際はかなり価値が高い。

特にサブ4を狙うランナーに必要なのは「スタミナ」という言葉だけでは表現できない、もっと深い耐久力だ。

それは──
“冷えた状態でも動く筋肉の質”
“ゆっくり走っても崩れないフォーム”
“疲れても呼吸が乱れない体内効率”

こういう見えない土台の部分。
今日のような11.91kmはまさにその土台を育てている時間だ。


◆64日。長いようで、走力として返ってくる時間は意外と短い

ここからさいたまマラソンまで9週間と1日。
例えば今日の練習の効果が本番の走りに影響すると仮定すると、
「走力として身体に落ちるまで3〜5週間」
というランニング生理学の基本を考えると、
本当に仕上げに使える時間は実質 4〜5週間 しかない。

つまり──
ここからの1週間1週間が、全部“本番につながる練習”になる。

逆に言えば、
・風邪をひく
・睡眠が崩れる
・オーバーワークで怪我する
このどれか一つで、一発で計画が崩れるタイトな時期にも入っている。

今まで以上に「走る」以外の管理が問われる局面だ。


◆今日の走りが教えてくれた課題

今日の11.91kmは十分に合格点。
ただ、走りながら感じた“課題”も確かにあった。

●1. 冬の入りで筋肉が硬くなりやすい

  • ストライドがいつもの感覚より2〜3cm縮まった感覚
  • とくに大腿部から腰にかけての動きに冬特有の重さ
    ここは今後、
    ・ウォームアップを5分→10分に増やす
    ・ストレッチを少し丁寧に入れる
    この2つで対処できる。

●2. 呼吸の上がり方が夏と違う

寒気で吸気の温度が下がると心拍が乱れやすい。
今日は乱れは少なかったが、
「この温度帯の呼吸のリズムは本番でも再現される」
と意識しておきたい。

●3. 冬は“エネルギー切れ”しやすい

  • 気温が低い
  • 身体が温まってない
  • 代謝が高くなる

これが重なると、同じペースでも糖の消費が増える。
さいたまマラソンも2月のレース。
今日のような「寒さの中のゆるロング」は確実に本番対応の練習になっている。


◆それでも今日、走り切れたのは「積み上げ」の勝利

距離も、ペースも、心拍も、フォームも、特別なことはしていない。
けれど今日みたいな“なんでもない日”の11.91kmが、サブ4の土台を作る。
ここ数ヶ月の繰り返しがなければ、
-0.6℃のコンディションで80分走り続けるのは厳しかったはずだ。

それが今日はできた。
自分が積み上げてきたものが確実に身体の中に蓄積されている証拠だ。


◆64日後、確実に笑うために

今日のまとめを一言で表すなら──
「悪条件の中、走れる身体が育ってきている」
これに尽きる。

サブ4というのは“速く走る能力”よりも、
“崩れない能力”の方が圧倒的に重要。

今日の11.91kmは、
その“崩れない身体”の育成にドンピシャでハマっている。

64日。
長いようで短い。
でも、この短さがむしろ力になる。
限られた時間だからこそ、集中して積み上げ続けられる。

そして今日も、その積み上げは止まらなかった。
次の一歩も確実につながっている。

サブ4へ。
9週間と1日。
ここからが本当の仕上げだ。

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