今週まるまる走っていない理由と、その判断について
今週は一度も走っていない。
自分でも久しぶりすぎて、正直かなり不安になっている。
理由はシンプルで、風邪をひいたからだ。
熱は出なかったが、喉の痛み、痰、手足の冷え、倦怠感が続き、完全に「走れる状態」ではなかった。
それに加えて、仕事が忙しく、思うように休養を取れなかったことも回復を遅らせた要因だと思っている。
寝不足、気温差、緊張感。
ランナーとしては最悪ではないが、決して良い条件ではなかった。
さいたまマラソン1週間前というタイミング
よりによって、来週はさいたまマラソン。
レース1週間前で「今週一度も走っていない」という状況は、ランナーとしてなかなかのストレスだ。
本音を言えば、
「何かしなきゃ」
「少しでも走っておかないと」
という気持ちは何度も頭をよぎった。
ただ、今回はそれをやらなかった。
理由は、過去の失敗がはっきりと頭に残っていたからだ。
過去にやらかした「風邪薬+レース」の失敗
以前、風邪気味の状態で総合感冒薬を飲み、ハーフマラソンに出たことがある。
結果は途中で脱水症状。
脚ではなく、完全に内臓と水分調整の失敗だった。
風邪薬の副作用で喉が乾きやすくなり、発汗とのバランスが崩れた。
走力がどうこうではなく、「身体の管理」が破綻したレースだった。
あの経験があったから、
今回も「無理して走る」「薬で誤魔化す」という選択肢は最初から外した。
走らないという判断は、逃げなのか?
正直に言うと、走らない決断をした直後は
「これは逃げじゃないか?」
という気持ちもあった。
ただ、冷静に整理すると違う。
今週やるはずだったのは、
走力を積み上げる練習ではない。
刺激入れやジョグ、いわば調整のための走りだ。
その調整で体調を悪化させたら、
本末転倒どころか、レース当日に響く。
今やるべき仕事は、
「強くなること」ではなく
「削らないこと」。
そう考えて、完全オフを受け入れた。
まるまる走らない1週間は久しぶりすぎて不安
それでも、不安が消えたわけではない。
むしろ逆で、
- 脚が鈍っていないか
- 心肺が落ちていないか
- レースペースを忘れていないか
こういう不安は、日に日に大きくなった。
ただ、調べてみると分かるが、
1週間完全オフで走力が大きく落ちることはほぼない。
落ちるとすれば「感覚」だけ。
これは走り出せば戻るものだ。
理屈では分かっていても、
感情が追いつかない。
このギャップこそが、今回いちばんの敵だったかもしれない。
サブ4目標は一度、下方修正する
当初は、さいたまマラソンでサブ4を狙っていた。
練習内容的にも、走力的にも、狙えるラインにはあったと思っている。
ただ、今回の体調を踏まえて、
目標はいったん下方修正することにした。
これは諦めではない。
戦略の変更だ。
体調不良明けで前半からサブ4ペースに突っ込めば、
後半で必ずツケを払う。
それは過去の経験上、ほぼ確実。
今回の基本戦略は「キロ6で入って維持」
今回のレースプランはシンプル。
- スタートからキロ6
- 淡々と維持
- 周りに引っ張られない
これだけ。
キロ6は、
体調不良明けでも心拍が跳ねにくく、
給水も落ち着いて取れるペース。
計算もしやすく、
10km=1時間
ハーフ=約2時間6分。
数字が単純なのも、判断力が落ちやすい状態では大きなメリットだ。
それでも、回復したらサブ4を狙いたくなる自分もいる
正直に書くと、
もしここから一気に体調が回復したら
「やっぱりサブ4狙えるんじゃないか?」
という気持ちが出てくると思う。
それはランナーとして自然だし、悪いことではない。
ただし、狙うかどうかを決めるのは
スタート前ではない。
30km地点で、
呼吸
心拍
内臓
喉の状態
これらが揃って初めて、
「結果として」サブ4が見えてくる。
最初から追いかけるものではない。
もし今回の調整がうまくいったら
ここまで休む調整は、正直初めてに近い。
だからこそ、今回は一つの「実験」でもある。
もし今回、
- 後半まで粘れた
- 大きく崩れなかった
- ゴール後に立っていられた
こういう結果が出たら、
この調整方法は今後も「あり」だと思っている。
疲労を溜めやすいタイプなら、
直前に思い切って抜いた方が走れることもある。
今回の練習日誌として残しておきたいこと
今週は走っていない。
それは事実だ。
でも、
考えて
迷って
過去の失敗を思い出して
最終的に「壊さない判断」をした。
これは練習と同じくらい、いやそれ以上に大事な経験かもしれない。
今日のまとめ
- 風邪と仕事で、今週は完全オフ
- レース1週間前だが、焦って詰めなかった
- 目標は一度下方修正
- キロ6で淡々と入る戦略
- 成功したら今後の型になる可能性あり
結果がどうなるかは分からない。
でも少なくとも、
今回は「何も考えずに突っ込むレース」にはならない。
それだけで、この調整には意味がある。

