申し込み日を勘違いした男、つくばのタイムを眺めて悔しがる

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つくばマラソン、出たかった。

──いや、正確には「申し込みを間違えて出られなかった」

Xを開くと、つくばマラソンの完走タイムが次々に流れてくる。
PB更新、撃沈、歓喜、悔し涙。
ランナーたちが一年で最も熱量を込めて走る日のひとつ。

その投稿を眺めながら、胸の奥がチクっと痛む。

だって本当は、自分もそこにいるはずだったから。

正しく言うと、「行けなかった」のではなく、「行ける状態ではなかった」のでもない。
ただ単に、申し込み日を間違えたのだ。

ランナーとしてこれ以上ないほど悔しいミス。
努力とか体調管理とかとは全く別次元の、ただの“うっかり”。
けれどそのうっかりのせいで、今年のつくばマラソンは自分のカレンダーから静かに消えた。

大会当日、スマホで流れてくるタイムと笑顔を見て、
「あーーー出たかった……!」
と何度思ったことか。


もし今日、つくばを走れたらどうだっただろう

今フルを走ったら、サブ4は正直ギリギリ。
もつかもしれないし、もたないかもしれない。
昨シーズンの自分を思い出すと、やっぱり後半のスタミナが不安だ。

実際、去年は全然もたなかった。
30kmすぎで一気に身体が固まり、心折れ、ペースダウン。
気持ちはあるのに足が進まない、あの独特の虚無感。

でも最近は明らかに違う。
30km走でも余裕が残るし、
6分前後のジョグも以前よりずっと軽い。
VO2maxも47まで伸びて、底力みたいなものが確実についてきた実感がある。

なので「今年のつくばで走ったらどうだったんだろう」という想像は、どうしてもしてしまう。

たぶんギリギリのラインで戦えた。
間違いなくPB狙えた。
それを試せなかったのが、本当に悔しい。

けれど、これが現実だ。


次の舞台はさいたまマラソン

──残り10週間と5日

気持ちを切り替えて、次はさいたまマラソン。
ここでサブ4を取りに行く。

大会まで10週間と5日。
意外と長いようで、過ぎてみるとあっという間の時間。

毎週の練習、疲労の波、寒さ、仕事、そして生活のリズム。
色んな要素が積み重なって、本番の調子が決まる。

今は順調に積み上がっている。
長い距離も走れるようになってきた。
ペースにも余裕が出てきた。
「去年の自分とは違う」と自信を持って言える部分も増えてきた。

だからこそ、つくばのことを引きずってばかりもいられない。
次の挑戦はもう始まっている。


年末年始は“魔の期間”

──ここを乗り切れたら勝ち

そして毎年必ずやってくる強敵がある。
年末年始の油断だ。

飲む、食べる、夜更かしする。
ランナーにとってこれほど厄介なコンボはない。

お正月休みはまとまった走り込みをする最大のチャンスなのに、
生活リズムが崩れると、そのチャンスが一気に消えてしまう。

今年はここが勝負。
飲むなら飲む。
食べるなら食べる。
でも翌日の朝ランは絶対に死守する。
そこだけ守れれば、大崩れはしない。

この“バランス感覚”が、サブ4までの道のりを大きく左右する。


来年こそ、つくばのスタートラインへ

つくばマラソンは、ただ強いランナーが記録を狙う大会というだけじゃない。
自分にとっては「出るはずだったのに出られなかった大会」になってしまった。

だからこそ、来年こそは絶対に出たい。
絶対に申し込みを忘れない。
そして、強くなった自分であの高速コースを走りたい。

今年の悔しさは、来年のスタートラインで返す。

まずは10週間後のさいたま。
ここで結果を出す。
その先に、来年のつくばが待っている。

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