寝たのに眠い…眠気の正体とランナーの朝の小さな戦い

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はじめに:朝の眠気の正体とは?

朝、目覚まし時計に叩き起こされる瞬間、あなたの脳はまだ「あと5分…いや、あと10分…」と主張していませんか?
布団の中でゴロゴロしながら、「もう少し寝たい…」と思う気持ち、誰にでもあるはずです。

その眠気、ただの睡眠不足だと思っていませんか?
実は、寝起きの眠気には種類があり、単純に寝不足だけでは説明できないことも多いのです。

私の場合、7時間寝れば日中はほぼ元気。これが私の最適睡眠時間です。
もちろん、人によって必要な睡眠時間は違います。10時間寝ても眠い人もいれば、6時間で十分な人もいる。
だから「7時間寝れば誰でも大丈夫」というわけではありません。あくまで私の場合の話です。

でも、ここで問題になるのは「寝起きだけは別」ということ。
7時間寝ていても、布団の中で重だるさを感じることがあります。
この「寝たのに眠い」という現象の正体を知ることが、ランナーとしての成長にもつながるのです。


眠気にも種類がある

眠気には、大きく分けて2種類あります。

  1. 睡眠不足による眠気
    文字通り、睡眠時間が足りない場合に出る眠気です。
    目が回る、体がだるい、集中できない――典型的な睡眠不足の症状です。
  2. 心理的・環境的な眠気
    布団から出るのが面倒、寒い、動きたくない…こういった心理的な要因も眠気として現れます。
    私の場合、冬の寝起きはまさにこのタイプ。
    逆に夏は、自然光が差し込むとスッと目が覚めます。
    つまり、眠気は必ずしも「体が睡眠を欲しているサイン」ではないのです。

寝起きの科学的メカニズム

眠気の正体を科学的に見てみましょう。

睡眠サイクルの影響

人間の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルで構成されています。

  • レム睡眠:夢を見ることが多く、脳は活動的
  • ノンレム睡眠:深い休息、体の回復に関わる

寝起きが深いノンレム睡眠のタイミングだと、体はまだ完全に休息モード。
この状態で無理に起きると、「寝たのに眠い」状態になります。
つまり、睡眠時間が十分でも、起きるタイミング次第で重だるさが出るのです。

体内時計の影響

体内時計(サーカディアンリズム)も目覚めに大きく関係します。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、目覚めやすくなります。
逆に、暗い部屋で寒いと、体は「まだ寝ていなさい」と判断してしまうのです。


心理的抵抗との戦い

冬の朝、寒さに弱い私は布団から出るのが地獄です。
布団のぬくもりと外の寒さ、動きたくない心理が絡み合い、眠気として脳に現れます。

「え、体が眠りを欲してるんじゃないの?」と思うかもしれません。
違います。
走り始めると全然眠くないことに気づきます。
布団の中で感じる眠気は、本当に体が眠りを欲しているわけではなく、布団から出たくない心理の現れなのです。


朝の六段階ルーティン

そこで私が実践しているのが、以下の六段階ルーティンです。

  1. 布団から出る
    まずは一歩でも足を床につけること。
    布団の重力と寒さに打ち勝つ最初の戦いです。
  2. 水を飲む
    寝ている間に脱水気味の体に水を入れることで、血流が巡り、脳が目覚めやすくなります。
  3. 歯磨きをする
    口の中をさっぱりさせることで、脳が「活動開始!」とスイッチオン。
    眠気撃退の小さな儀式です。
  4. トイレに行く
    体内の停滞物を出すことで血流もアップ。
    体が徐々に活動モードに切り替わります。
  5. 着替える
    パジャマから服に着替えるだけでも、体に「もう寝る時間ではない」と認識させる効果があります。
    布団の中で感じていた重だるさはグッと減ります。
  6. 走る
    最後は軽くでも走る。心拍が上がり、血流が全身に巡ることで残っていた眠気はほぼ消えます。
    外に出ると、布団の中で感じていた「動きたくない重力」がウソのように消えます。

走って気づく眠気の正体

走り出してしばらくすると、全然眠くないことに気づきます。
布団の中で感じていた重だるさは、寒さや動きたくない心理のせい。
眠気=睡眠不足ではないことがわかります。

気づくのです。
「眠気は体が眠りを欲しているわけじゃない」
寒いのが嫌、布団から出たくない、走りたくない、そんな小さな抵抗が眠気として脳に現れていただけなのです。


毎朝の小さな戦いが速さにつながる

ランナーにとって、この布団との戦いはただの目覚めの習慣ではありません。
毎朝この小さな戦いに勝つことで、体も心も活動モードに入り、日中のパフォーマンスは確実に上がります。

眠気に打ち勝つ=心と体のスイッチを入れるトレーニング。
小さなことの積み重ねが、ランナーとしての成長に直結します。


結び:今日も布団の壁を突破しよう

「寝たのに眠い」と感じる日は誰にでもあります。
でも、それは睡眠不足とは別物。心理的抵抗、寒さ、布団のぬくもり…これらを突破することで、眠気は軽減されます。

布団から出る→水を飲む→歯磨き→トイレ→着替える→走る――この六段階ルーティンは、眠気という敵に立ち向かう小さな戦いです。

毎日この戦いに勝つことで、体も心も活動モードになり、日中のパフォーマンスは確実に上がります。
そして、ランナーにとってこの小さな勝利が、走力アップにつながります。
眠気に打ち勝つ力は、「自分の体を動かす力」そのもの。
寝起きに布団と戦うことで、少しずつ自分をコントロールできる力が育つのです。

最初は寒さや面倒くささに負けそうになるかもしれません。
でも、その一歩を踏み出すたびに、自信がつき、心も体も強くなります。
小さな戦いの積み重ねが、ランナーとしての成長の原動力。

今日も一歩、布団の壁を突破して、最高の一日をスタートさせましょう!
眠気との戦いに勝つランナーは、今日も少しずつ速くなるのです。

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