はじめに:寒くなると、ランナーは布団と戦う
10月も下旬。
朝の気温がぐっと下がり、いよいよ“布団が最強のライバル”になる季節がやってきた。
夏の朝ランは、暑さとの戦いだった。
でも今は、寒さとの静かな攻防だ。
ランニングシューズを履くまでのハードルが、
一段も二段も高くなる。
そして今週はまさに、
その“寒さとの戦い”に完敗しかけた1週間だった。
でも、走ることをやめたわけじゃない。
月曜と水曜、そして週末の土日。
全部で4本。距離は少ないけれど、
この季節にペースを崩さず走れたのは、それだけで価値がある。
今週のテーマは──
「寒さに負けそうな朝、それでも止まらない。」
第1章 総括:距離は落ちた。でも、リズムは崩さなかった
今週は、仕事が忙しく、睡眠時間も削り気味。
加えて、急な冷え込み。
結果的に、火・木・金の3日間は完全にサボった。
でも、その一方で月曜と水曜に走れたのは大きい。
- 月曜:14kmベース走
- 水曜:テンポ走 8.5km
- 土曜:20kmロング走
- 日曜:22kmロング走(予定30km→短縮)
「平日は走れなかった」ではなく、
「走れる日を確実に走った」週だったと思う。
サボりもあったが、週末までリズムを持っていけた。
走行距離こそ控えめだが、
習慣の火を絶やさなかったことが何よりの収穫だ。
第2章 月曜14km:静かな朝の再始動
週の始まり。
前日の疲労を引きずらず、気持ちをリセットして走り出せた。
気温は低く、呼吸はしやすい。
それでも体はまだ重く、最初の3kmはペースが上がらない。
でも、不思議なことに、
“走り続けると体が目を覚ます”のがこの季節の面白さ。
8kmを過ぎた頃から、足取りがスムーズになり、
気がつけば14kmを走り切っていた。
派手さはない。けれど確実な積み重ね。
こういう1本があると、週全体に安心感が生まれる。
第3章 水曜テンポ走8.5km:平日唯一の高強度
水曜は仕事のスタートが遅く、時間に余裕があった。
「チャンスだ」と思い、テンポ走を実施。
設定は閾値走に近い感覚。
5:45/km前後で30分ジョグ合わせて8.5km。
気温も涼しく、走り出しから調子は良かった。
平日で唯一、しっかり追い込めた日。
この1本で、「走れてない」という罪悪感が少し消えた。
仕事・睡眠・走力、そのバランスを探る中で、
“短時間でも質を出す”方向性が見えてきた。
第4章 火木金サボり:布団に完敗した3日間
火曜、木曜、金曜。
3日間連続で、アラームを止めて二度寝。
寒さが一気に進んだ週だった。
朝5時の室温は15℃を下回り、布団から出られない。
目は覚めてるのに、体が動かない。
「今日はいいか」
この一言が出た瞬間に、ランナーとしての敗北が確定する。
でも、これも現実。
毎日走れる人なんていない。
むしろ、この失敗があるから次に工夫が生まれる。
第5章 土曜20km:平日サボりの副作用で脚が軽い
平日をサボった分、脚が異様に軽かった。
走り出しから呼吸が楽で、フォームも安定。
心拍数もゾーン3で安定していた。
「やっぱり疲労が抜けると違うな」
そんな感覚を味わいながら、気持ちよく20km。
この日で確信した。
“平日を無理して詰め込むより、週末に質を出すほうが今の自分には合っている”。
疲労を残さず、次の日曜に備えられたのは大きな収穫だった。
第6章 日曜22km:30km予定からの現実修正
日曜はもともと30kmロング走の予定。
朝起きた時点で、脚に少し重さが残っていた。
「行けるところまで行こう」と思ってスタート。
10km、15kmと順調に進んだが、
20kmを超えると脚が明らかに重くなり、呼吸も乱れ始めた。
無理せず22kmで終了。
ここで止めたのは、勇気のある判断だったと思う。
「距離を踏むことより、翌週に繋げること」を選べたのは、
これまで積んできた経験の証だ。
第7章 課題:寒さと早起きの両立
今週の最大の課題は「寒さで起きられないこと」。
朝ランしかしていない自分にとって、これは致命的。
以前は5時起きが習慣だったが、
今週は布団から出られず5時半が限界だった。
この30分の差が、
そのまま“走れるかどうか”の差になった。
寒さを言い訳にしたくない。
けれど、現実的な対策は必要だ。
来週からはこうする👇
- 起きた瞬間に部屋を暖房で温める
- 厚手のランウェアをすぐ着られるように枕元に準備
- アラームを布団の外、遠くに置く
それでも無理なら、5時半起きに妥協する。
無理して崩すより、現実的なリズムを確立する方が強い。
第8章 来週の戦略:「60分以内に走る」をルール化
仕事、睡眠、練習。
この3つのバランスを取るのは、正直むずかしい。
そこで来週からは、
**「平日の朝ランは60分以内」**というルールを作る。
距離にこだわらず、60分走れたらOK。
これなら、仕事が早くても、少し寝坊しても成立する。
・60分で8.5km走れたら理想
・余裕があれば+2kmまで
・朝起きられなければ潔く休む
完璧を狙わない。
その代わり、“継続を途切れさせない”ことを優先する。
第9章 「走れなかった週」をどう捉えるか
今週のように距離が少ないと、
「全然走れなかったな」と感じて落ち込むことがある。
でも、冷静に見ると違う。
14km、8.5km、20km、22km──合計64.5km。
仕事が忙しい週に、
60km以上走れている時点で、
一般的には立派な練習量だ。
走れていないようで、
実は“地味に積み上がっている”のが今週のポイント。
第10章 結論:寒さに負けない方法は「習慣を変えること」
寒さに勝つには、気合ではなく仕組みが必要だ。
- 起きる時間を30分遅らせる
- 練習時間を短くする
- ウェアを事前に準備する
- 無理な日を責めない
たったこれだけで、冬の朝ランは継続できる。
「気持ちで勝つ」のは一瞬。
「仕組みで勝つ」のが継続。
第11章 まとめ:完璧じゃなくていい。止まらなければいい。
今週は理想からは遠かった。
でも、走ることをやめなかった。
それだけで十分。
寒さで起きられなかった朝も、
仕事で時間が取れなかった日も、
走ることを考えていた。
その意識がある限り、
また立て直せる。
おわりに:続ける人が一番強い
ランニングは、「速い人」より「続ける人」が強い。
寒くても、眠くても、疲れていても。
それでも走る人が、最終的に伸びる。
この10月第4週は、まさにその象徴だった。
距離は減っても、リズムは崩さず。
寒さに負けそうになりながらも、
ちゃんと前に進めた1週間。
🏃♂️次週の目標
- 平日は5時半起きで60分以内ラン
- 週末は30kmリベンジ
- 布団に負けないメンタルより、布団に勝つ仕組みを作る
寒くなっても、止まらない。
この一言に尽きる。
冬に積んだ距離は、春に結果で返ってくる。

